事前の損害賠償請求権の放棄とは?

明石の交通事故専門院のすぎおか鍼灸接骨院です
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たとえば、会社の同僚を駅まで送るために助手席に乗せていて、事故を起こし、同僚は両足の骨を折る大ケガをしてしまったとします。

加害者は、車の運転にあまり自身がなく、駅まで送ることを断ったのですが、「事故を起こしても責任をもたなくてもいいから頼む」と同乗者に頼まれ、仕方なく承諾したというケースです。

このようなケースでは、同乗した同僚を乗せた場合の危険をあらかじめ承知の上で、損害賠償請求権を放棄したものと考えられます。

このような約束は原則として有効ですが、本ケースのように同乗者が大けがをしてしまった場合、運転者の責任が全面的に免責されるとすると、同乗者が救われないことになってしまいます。

そこで、本ケースの場合、全面的に免責されるのは難しいでしょう。また、同乗者が後日「責任をもたなくていいからとは言っていない」と主張することも考えられます。

その場合、同乗者の主張をくつがえさなければ、加害者は損害賠償責任を免れることができなくなります。

友人や恋人の関係にあっても、事故によって加害者と被害者という関係になってしまうと、損害賠償をめぐって争いになることもあります。同乗者に対しては、誠意をもって対応する必要があります。

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