明石の交通事故治療専門院、すぎおか鍼灸接骨院です。
ケガの治療中には、保険会社の担当者と交渉することになります。
ただし、この段階での交渉は慰謝料とは関係ないと思ってください。
治療中の保険会社との交渉は、治療費や交通費、休業補償等を支払ってもらうための交渉です。
この段階で慰謝料等の交渉しても無意味ですので、やめておきましょう。
治療が完了したら、後遺障害の等級認定の手続きに移ります。
「後遺障害等級認定」とは、これ以上治療しても改善されないという医師の判断を受けて、被害者の損害のレベルを確定するというもの(なお、この結果に不服があるときは「損害保険料率算定機構」に対し、異議申し立てをすることができます)。
後遺障害の等級が確定したら、そこで初めて損害賠償金の示談交渉に移ることになります。
後遺障害等級が決まらなければ、逸失利益や後遺症慰謝料等の金額が決まらないので、損害賠償金額が算定できないのです。
この示談交渉がまとまれば良いのですが、うまくいかなければ法的手続きに入ります。
選択肢としては、交通事故紛争処理センターに持ち込むか、調停、訴訟に持ち込むかがありますが、いずれにしても、このような段階を踏んで損害賠償金の額が最終的に決まれば解決となり、ようやく交通事故の処理が終了したことになるのです。
すぎおか鍼灸接骨院
TEL 078-947-7628
明石市魚住町西岡323-1
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